2018年6月11日 (仮訳)ポーランドにおけるBadhamia versicolor Listerの新記録 Pliszko, A. & Bochynek, A. 2017. A new record of Badhamia versicolor Lister (Physaraceae) in Poland. Biodiversity Research and Conservation. Available at: https://www.degruyter.com/view/j/biorc.2017.45.issue-1/biorc-2017-0003/biorc-2017-0003.xml [Accessed June 11, 2018]. 【R3-05204】2018/6/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランドから稀産種かつレッドリスト掲載種のBadhamia versicolorを報告した。 本種はヤマナラシ属の一種の樹皮および落葉に発生していた。 本種はポーランドにおいては従来マウォポルスカ県のみから知られていた。 (ポドラシェ県新産種) Badhamia versicolor Lister 【よく似た種との区別】 Badhamia capsulifera(タマフウセンホコリ) ポーランドに分布する 子嚢壁が単一 本種より子実体のサイズが大きい 本種より胞子の集まりのサイズが小さい Badhamia dubia 子嚢壁が単一 本種より子実体のサイズが大きい 本種より胞子の集まりのサイズが小さい Badhamia papaveracea 形態的に類似している(細毛体が白色の際に容易に混同されうる) 本種と異なり子実体下部の子嚢壁が黄色でない 本種と異なり無柄ではなく短い柄を有する 本種と異なり子嚢の外面が疣状でその他が平滑なのではなく外面が強い刺状、その他が疣状またはほぼ平滑 本種と異なり細毛体が水中で透過光で観察すると杏色という特徴を欠く